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  • 執筆者の写真KAERU美術館

山形県芸文美術館にて企画展開催

更新日:2022年10月11日



 驚異の明治工藝

~今、米国からの凱旋~


◇会期 2022年9月22日(木) ⇒ 28日(水)

    ※27日(火)は休館日

◇会場 山形県芸文美術館 ギャラリー3

    山形市七日町1-2-39 アズ七日町2階

◇主催 KAERU美術館

◇協力 ㈱里文出版

 海外に誇る日本の工芸品の里帰り展です。

写楽・歌麿・北斎は今でも日本美術の最高峰三座ですが、幕末から明治初めにかけての動乱期に、これらを追うようにして振興港町YOKOHAMAから海を渡っていった工芸品がありました。

 驚異の意匠と精緻を極めた描写とが同じ平面上に置かれた香山の大花瓶…。大どかな空間の中に、パッと自我が目覚めたように朝顔の花を咲かせた治兵衛の花挿し…。錦光山・並河・西浦・・・これらの名前を私たち日本人は忘れ果ててしまいましたが、いま海外の美術館では彼らの作品にスポットが当てられ、コレクションには行列ができています。

 ここに用意した作品の数々は110~150年前に生糸などと一緒に米国に送り出され、明治の日本を支え、今の日本の繁栄の礎を築いてきたものたちです。数奇な運命の中に、いま里帰りした100点を展観します。(高橋)

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